雨の日が続いたり、子供の体調がイマイチだったり…おうち時間が増えると、遊ぶネタが切れてきませんか?
うちのパワー系3歳児も外に出られない日が続くと、退屈で仕方がない様子。
そこで、どうせなら親子で楽しめて、ついでに知育にもなるゲームがあったら最高だよな~と思って発見したのがこちら。
「はじめてのゲーム・果樹園」
なんとこれ、2歳からできるボードゲームなんです。
本当に2歳でもできるの〜?
結果、当時2歳4か月の息子氏、毎日やりたがるほど果樹園ゲームにどハマり。3歳になった現在も、スタメンおもちゃです。
この記事では、2歳から親子で楽しめるボードゲーム「果樹園ゲーム」について、ルールなどの基本情報や実際に息子が遊ぶ様子をレポートしたいと思います!
果樹園ゲームとは
ドイツのおもちゃメーカー・HABA社が製造する「はじめてのゲーム 果樹園」。
HABA社は70年以上、品質にこだわっておもちゃを作り続けるメーカーです。
果樹園ゲームは、カラスより先に果物を収穫する「みんな」VS「カラス」という構図で進める協力型のゲーム。
実は、対象年齢が3歳以上の「果樹園ゲーム」のパーツを減らす&サイズを大きくして、幼児でも遊べるようにしたのがこの商品です。
箱の中身はこんな感じ!
まずはゲームで使用するパーツを紹介します。
・木のカード 4枚
・洋ナシ 4つ
・赤りんご 4つ
・青りんご 4つ
・プラム 4つ
・サイコロ 1つ
・カラス 1つ
・道のカード 5枚
・バスケット 1つ
・説明書
2歳から使うことを想定しているので、パーツは大きめ。誤飲の心配はなさそうです。
おもちゃには口に含んでも安全な塗料を使用しているので、美味しそうな果物パーツをつい口に運んでも大丈夫!
ちなみに、果樹園ゲームを手作りする方もいるそうです。確かにパーツがシンプルなので、器用な人は自作できそう。
果樹園ゲームの遊びかた
果樹園ゲームのルールは、とっても簡単!準備からワイワイ楽しめます。ゲームの所要時間は10分前後です。
うちは母と子2人でプレイすることが多いですが、公式の推奨人数は1〜4人。実際、うちの息子もルールを覚えてからは1人で遊んでいることもありますよ。
1.パーツをセッティングします
木のカード上に、色ごとに果物パーツを設置します。小道カードも1列に並べて、カラスもセット!
2.順番にサイコロを振り、出た色の果物を1つずつバスケットに収穫していきます
サイコロには果物の色と同じ赤・青・黄・緑がそれぞれ1面ずつ、残り2面はバスケットとカラスが印刷されています。
サイコロで出た色の果物を1つ収穫します。バスケットのマークが出たら、好きな果実を1つ選んでOK!
協力型ゲームなので、どれを取るかみんなで相談するのもありです。
3.カラスのマークが出たら、カラスが果樹園に1歩近づいてしまう!
カラスが出たら、カラスが道カードを1マス分進みます。
果物を全て収穫する前に、カラスが果樹園に到着してしまったらカラスの勝ちです。
4.みんなで協力して果物をすべて収穫しよう!
みんなで協力して、カラスより早く果物を全部収穫できたら勝ちです。
まぁ、2歳児に戦略など無いわけですが…笑
最後に1つ残った果物の色がなかなか出ないこともあって、意外と大人もハラハラします。
果樹園ゲームが2歳・3歳におすすめな3つの理由
やまひろ家で実際に遊んでみて感じた、「果樹園ゲームを幼児におすすめしたい理由」をご紹介します!
1.ルールが簡単
先ほどご紹介した通り、ルールが非常にシンプルです。数字や文字の理解も不要!
色の区別と、こちらの言うことがある程度わかるようになっていれば、2歳児でも十分楽しめます。
むしろ「色の名称」すら覚えていなくても、このゲームを通して覚えられちゃう!
2.協力型ゲームだから全員が楽しめる
ゲームの構図が「みんな」VS「カラス」なので、負けてもダメージが少ないです。
子どもあるある事案「負けると機嫌めっちゃ悪くなる」が発生しにくいのは超助かる!
サイコロの運ゲー要素が大きいので、大人と子供の実力差が出にくいのも家族で楽しめるポイントです。
3.知育になる
ボードゲームの知育効果、とても感じています!
果樹園ゲームを何度もプレイするうちに、得られる学びの例は以下のとおり。
初めは、カラフルな果物パーツを転がして遊ぶだけでも良いんです。サイコロの順番を守れないのも当たり前です。
それでも、子どもなりに少しづつ学びを得て、家族のメンバーの一員として遊ぶようになっていくのを間近で感じました!
次の人に自らサイコロを手渡してあげるようになったときは、ちょっと感動
果樹園ゲームで遊ぶうちの2歳児の様子
さて、実際うちの息子(当時2歳)の果樹園ゲームデビューはどうだったのかというと…
ボードゲームデビューは2歳4か月
箱を開けると、色鮮やかなパーツに興味津々の息子氏。まずは美味しそうなフルーツを並べたり食べるマネをしたり…
ちょっと落ち着いてから、ゆっくり説明しつつ一緒に遊んでみました。
「サイコロを振って出た色と同じフルーツを取っていい」ということは、なんとなく理解できたようです。
フルーツを一度に複数取ってしまったり、連続でサイコロを振りたがったりするのはご愛嬌。
最初は対戦というより、一緒にゲームの流れを追う感じです。
大興奮!とっても気に入った様子
何度も一緒に遊ぶうちに、ひとりのプレーヤーとして独立できるようになります。
カラスが出るとキャーキャー言いながら大興奮で遊んでいますよ。
2歳8ヶ月くらいからは、ゲームのセッティングもしてくれるようになりました。大好きなゲームなので、なくなったら困ると思ったのか片付けもちゃんとやります。
成長に驚き!
今後はお友達と遊べるようになったりするのかな〜
【2歳・3歳】ボードゲームデビューの心得
果樹園ゲームを息子と遊んでみて感じた、2・3歳児とボードゲームを楽しむポイントをご紹介します。
ハマるかどうかはお子さん次第ですが、少しでも参考になれば!
根気強く付き合う
気長に付き合う。これに尽きます。
そもそも、すぐ理解なんてできないし、こっちの意図通りに遊ぶわけないんです…
話を聞いてくれそうなときに、「こんなふうに遊んでみたら〜?」くらいの感じでスタートしました。
何度も同じことを説明する羽目になります
大人が積極的に盛り上げる
大人が楽しそうにやってることって、子どもも自然と興味を持ってくれるんですよね!
カラスが出ちゃったり、狙っていたフルーツを獲れたり…いちいち少しオーバーめにリアクションしてあげると盛り上がります。
最初は悪役のカラスが出ると泣くほど嫌がっていたのですが、大人が「あー残念!」「キャー!大変ー!」みたいなキャッキャしたノリで反応しているのを見て、カラスの登場含めてゲームとして楽しむことを覚えたようです。
なんだかんだ大人も楽しんだもん勝ち!
無理強いしない
特にうちの息子は、パパ譲りのマイペース俺様ボーイなので、指図されるのが大嫌い。
気乗りしないことは断固拒否。無理強いすると「キライなもの」になってしまいます…
興味を示さないときは、「今は時期じゃなかった」と一旦しまっておくのも手です。
せっかく買ったのにィ!って親としては思うけどね
【まとめ】幼児でも家族とボードゲームが楽しめる!
- ボードゲームデビューは2歳から遊べる「はじめてのゲーム 果樹園」が断然おすすめ
- サイコロを振って、カラスより先に果実を収穫する協力型ゲーム
- パーツは大きくカラフルで、小さな子どもも安心
- 実際に2歳児も楽しんで遊べて、知育効果も実感できた
- はじめてのボードゲームは、根気強く大人が積極的に盛り上げるべし
今回は、2歳から遊べるボードゲーム「はじめてのゲーム 果樹園」を実際に遊んでみて感じたことをご紹介しました。
クリスマスやお正月、お誕生日パーティーなど、家族の集まりでも盛り上がること間違いなし!
知育も期待できて本当に買ってよかったゲームなので、ぜひお子さん・お孫さんにプレゼントしてあげてくださいね。